こんにちは、mohiです!
おそらくですが、R-1ヨーグルトをヨーグルトメーカーで量産する際の「設定温度」や「発酵時間」の情報をお探しのことと思います。
私も初めの頃、すごく調べました!
さらに「ただヨーグルトを作るだけじゃなくて、成分や機能性も近づけたい」と思ってる方もいるのではないでしょうか。
まさにそういった方のためにこの記事を書いておりますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
あまり興味がないという方は、「作り方」だけでも読んでいってください!
レシピ系サイトではあまり見かけない手順があるので、多少なりとも参考になるかと思います。
ご注意
本ページの内容は、下記のページをお読みいただき、ご同意の上でご覧ください。
この発酵温度&発酵時間が正解!
おそらく一番知りたい情報である「発酵温度」と「発酵時間」を、まずご紹介します!
※詳しい作り方や解説は後ほど。
我が家で検証を重ねて、EPS(多糖体)が多そうな数値を紹介してます!
前提条件
※ヨーグルティアというヨーグルトメーカーを使用しています。
他の機種で作った場合、仕上がりが異なる可能性があります。
※800Wの電子レンジを使っています。他のワット数にする場合、時間も適宜調整してください。
用意するもの
- 明治 プロビオヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 112ml
- 明治 おいしい牛乳 900ml
- グラニュー糖 30g
- ヨーグルティアS(+容器+専用スプーン)
- 電子レンジ
- マイクロメーター
作り方
これは私が実際にやっている作り方で、色々な手間を省いて、できるだけ簡単な手順になっています。
石鹸で水洗いした後、アルコールで殺菌します。
ヨーグルティアの容器を洗い、底が見えなくなるくらいに水を入れる。
内蓋と専用スプーンも洗って容器に入れる。
電子レンジで800Wで1分半くらい加熱殺菌する。
加熱された水が冷めないうちにグラニュー糖30gを入れ殺菌する。粒が見えなくなるまでかき混ぜて溶かす。
「明治おいしい牛乳」を開封し、一本すべて入れる。
④でできた培地を電子レンジで800Wで2分30秒くらい温める。
※菌が死ぬので、必ずR-1を入れる前に行う。
「R-1ヨーグルト」を開封して⑤で温めた培地に入れ、空気が入らないように気をつけながら、少しだけかき混ぜる。
ヨーグルティアで35℃&16時間発酵させる。
その後、冷蔵庫で8時間くらい発酵させる。
十分に冷えたら完成です。
作り方の解説
雑菌の混入&増殖すると、本来増えて欲しい乳酸菌の増殖の妨げになるので、できるだけ殺菌して雑菌の侵入を防ぎます。
とはいえ一般家庭では限界があるので、手洗い・マスク・会話しない・手早く作業するなど、できる範囲で気をつけましょう。
容器の殺菌に使用するのは水道水でもOKですが、より雑菌が少なそう&殺菌力も低そうなミネラルウォーターを使うと良いと思います。
※我が家では軟水のミネラルウォーターを使っています。
砂糖にも雑菌が付着していると考えられるので、②で加熱された水で、砂糖も殺菌します。
牛乳を沸騰させて砂糖を殺菌する方法もありますが、沸騰させるのに使った鍋を洗うのが面倒なので、この方法が楽だと思います。
「R-1」の場合、特許に出てくる培地の成分が「おいしい牛乳」と一致しており、最適と考えられます。(同じ明治だし。)
培地を温めるのは、あらかじめ乳酸菌が増殖しやすい温度にするためです。
乳酸菌が先行して増えるように促すことで、雑菌の増える素地を減らす意味もあります。
我が家では毎回新しいR-1を使ってます。
よく出来上がったヨーグルトを種菌にして「無限〜」と言ってる人がいますが、雑菌が増殖&乳酸菌の元気がなくなってきて味が落ちますし、毎回新しいR-1を使っても十分コストカットになります。
健康のためにも、新鮮で美味しいヨーグルトを食べていただきたいですし、美味しい方が習慣として続けやすいはずです。
特許の内容よりも、後発の研究論文に書かれていた「37℃」を採用し、さらに検証を重ねて「35℃」を採用しました。
ちょっとソースを見失ってしまっているので要調査なのですが、R-1には「OLL1073R-1株」だけでなく、もう一つメジャーな市販ヨーグルトによく使われている株が含まれています。
そして、後発論文で使われている「37℃」で発酵させると、明らかに市販のヨーグルトと異なる「とろみ」が出てきます。そして、これが「EPS(多糖体)」なのではないか、という話だったと思います。まぁ、成分分析する機械も技術もないので、あくまで想像の域を出ません。
ちなみに「35℃」だとダノンヨーグルトくらいの「とろみ」になります。
わりと「酸味」と「とろみ」が強くできあがります。
しかも、冷蔵中も少しずつ発酵が進み、最後の方は結構すっぱいです。
まぁ毎日食べていれば慣れちゃいますが。
発酵温度&発酵時間の検証
残念ながら、検証記録を紛失してしまいました。
Excelで管理していたのですが、削除してしまったか。。。
まとめ
というわけで、R-1ヨーグルトの量産方法をご紹介させていただきました!
R-1ヨーグルトの量産はわりと簡単なのですが、EPS(多糖体)の産生を促すとなると色々と検証が必要となります。
私はヨーグルティアで量産してますが、安定して保温できるのと、容器も大容量で家族5人に丁度いいサイズなので、大変満足しています。
しかも容器が2つあるので、未使用の方で次のヨーグルトを培養できて便利です。
私の計算だと、1年くらいで元が取れそうです。
がんばって継続しないと!
あまり評判の良くないヨーグルトメーカーだと出来上がりにムラがあったり、この記事で紹介したような仕上がりにならないかもしれないので、ご了承くださいませ。
うまくいかないと続かなくて結局もったいないことになるので、これから購入される方はヨーグルトメーカー選びは慎重にご検討ください。
長くなりましたが、さいごまでご覧いただきまして、ありがとうございました!
素敵なヨーグルトライフをお過ごしください!
コメント