ロールバックと調整を繰り返して正解を目指します!

おもちゃ作り日記
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前回は、八角形の突起を調整してダメで、◇の突起を試してダメで、色々とロールバックすることに決めました。

今回はそのロールバックをやっていきます!

mohi
mohi

なんかむなしい!

ロールバック&プリント

これまでのテスト結果をもとに突起や穴の大きさを調整して、内部も空洞にして軽量化しました。
造形中に、破裂しない&レジンが滞留しないようにもなってます。
突起がキレイに造形されるようにサポートも付けてます。
プラットフォームから外す時に欠けないように底には穴を開けずに強度を高めています。

mohi
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これで本当に最後にしたい!

と願いつつプリントしたのが↓こちら。

色々チェックしたところ概ね問題なかったんですが、「グラグラ問題」「抜く時に引っかかる問題」がまだ少し残ってました。
もう無視していいレベルな気もしますが、、、遊ぶ時のストレスはできるだけなくしておきたいのでもう少し頑張ろうかと。

穴を円錐形にしてみる

さらに改善するため↓こんな感じで考えてみました。

原因は?直し方は?

家庭用3Dプリンターだと穴と突起をピッタリにできない

グラついてしまう

引き抜くときに角度がついて引っかかってしまう

角度がついてもスムーズに引き抜けるように穴の入り口を円錐形に変更

というわけで、穴の入り口付近を円錐形にしてみたモデルが↓こちらです。
なんかスピーカーみたい。

あと突起がプリント誤差のせいで縦長の楕円形になり、グラつきの原因になってたので、真円になるようにモデルを調整してます。

mohi
mohi

丸穴は縦につぶれ、突起は縦に伸びる、、、寒い中でプリントすることの弊害でしょうか。

そして実際にプリントしてみたのが↓こちら。

実際に試してみたところ、まず「突起を抜く時に引っかかる問題」はほぼクリアしたと言っていいくらいスポスポ抜き差しできるようになりました!
この問題について、円錐形は一つの正解だったようです。

しかし「グラグラ問題」は少し悪化しました。
突起を真円にしようとして調整したんですが、逆に横につぶれすぎてしまって、ちょっとやりすぎたようです。
あと、突起の形状が正確な円柱で出力されないせいか、穴を円錐形にしたせいか、横方向のグラつきが酷くなりました。

突起を太くしたり、穴の形状を変えてみる

「グラグラ問題」を解決するため突起を太くしてみました。
(画像はほとんど変わらないので割愛)

で、プリントして試してみたところ、フィット感は良かったんですが、2本同時に挿し込むと「カチッ」という音とともに何やら抵抗が、、、。
何回も抜き差しして確認してみたところ、どうも2つの突起の位置がほんの少しだけ寄ってしまってるようでした。
プリント時の誤差のせいなのかよく分かりませんが、1mm以下の世界なのでメジャーでも測れないし、、、。

mohi
mohi

これは一体どう対処すれば、、、?

また八角形にトライ

というわけで、別方向の解決手段を探すべく、再び八角形に戻ってきました。

mohi
mohi

穴や突起を太くすれば、プリント誤差の影響は少なくなるのでは?

と考えて、穴を8mmにして太くしました。
※穴の入り口に傾斜をつける策は「グラグラ問題」につながるのでやめました。

プリントしてテストしたところ、予想通りフィット感は良くて、「グラグラ問題」「回転問題」「抜く時に引っかかる問題」のすべてをほぼクリアしました。

mohi
mohi

さんざん遠回りしたけど、突起を太くするのが正解だったのね。。。

ただ、今回は突起の先端の造形に失敗してしまったのでサポートを増やす必要があります。
また、一部の壁が1mmと薄く、少しの力でパキッと折れてしまったので、厚くして強度を高めたいと思います。

四角形にトライ

八角形でも及第点でしたが、さらにフィット感を増すため、突起を四角形にして細かい造形をしないようにしてみました。

テストしてみたところ、感触はこれまで以上に良かったんですが、造形後に穴の内側のサポートをキレイに除去するのが大変でした。
小さい穴の中にヤスリをかけるのは大量だと厳しいので、やっぱり八角形が良さそうです。

mohi
mohi

必要な失敗だったと思いたいです。

八角形@突起が綺麗バージョンで試してみる

さて、元に戻って、前回は八角形の突起のプリントに失敗したので、きちんと造形されるように突起の先端までサポートを増やしました。
モデルも写真も変わり映えしないので割愛しますが、テストしてみたところ、とりあえず穴や突起のプリント誤差のせいで、スポッと入る時と入らない時がありました
突起を細くすればスポッと入るんですが、今度は「グラグラ問題」につながっちゃうんですよね。。。

1mm大きな八角形で試してみる

mohi
mohi

さらに突起を太くすれば、グラグラせずにスポスポできるのでは?

と考えて、試してみたところ、グラグラ度合いもスポスポ度合いもあまり変わりませんでした。
他の改善案を考える必要がありそうです。

八角形@角度調整バージョンを試してみる

また元に戻って、今度はプリント誤差に対応するため、色々な角度や太さで突起をプリントしてみました。
そして、どうやら突起の角度は1%、太さは7.3mmが一番キレイに造形されることがわかりました!

mohi
mohi

これまでで一番良い感触だったと思います!

まとめ

というわけで、ロールバックして色々な調整をして、テストをして、最適な数値を手に入れました。
次は量産して、また娘に試しで遊んでもらおうと思います!

今回もご覧いただきまして、ありがとうございました!

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