前回は、何回かプリントして、路線変更して、ハーフキューブのパーツの軽量化まで頑張りました!
今回は軽量化したモデルをプリントしていきたいと思います!
と、思ってたのですが、ここで問題が発覚してしまいました。
それは、、、
子供用のボールは意外に大きい
ちょっとした好奇心で、前回プリントしたパーツ(レジン切れで中途半端なやつ)で遊んでみました。
そしたら、我が家にある子供用のボールが意外に大きく、うまく転がらなかったんです!
一つは直径4.6cmのボールで、コースに完璧にピッタリなサイズで転がってくれませんでした。
もう一つのボールは直径5cmで、そもそもコースに収まりませんでした。
そ、そんな、、、
「ピンポン玉なら大丈夫!」とか思ってましたが、世の中の子供用のボールって、ピンポン玉より大きい物が多いんですね。
現在の仕様だと、転がせるボールがあまり無さそうなんですが、これ以上コースを大きくすると一つ一つのパーツがちょっと大きすぎるので、またもや路線変更が必要そうです。
再び路線変更
というわけで、以前のA〜C案に加えて、新たなD案を考えていきたいと思います。
まず、これまでは【A案】ハーフキューブ積木タイプで進めてきました。
そして今回、「ボール意外と大きい問題」を回避すべく新たに思いついたのが【D案】レール積木タイプです。
積木のような感覚でレールを作っていけるオモチャで、これまでと違ってレールの幅を自由に変えられます。
これならボールが大きくても大丈夫!
これまでコース内を走らせることばかり考えてましたが、「電車みたいにレールの上を走ったっていいじゃない」と思い直しました。
もちろん【D案】ならコースを作ることもできるので、そのあたりは子供が自由に組めばいいんじゃないかと思います。
D案のモデリングとプリント
で、さっそくモデリングして、プリントしてみたのが↓こちらです!
土台はカチッと連結できるようにしました。
小さい穴は軽量化目的ですが、見栄えが悪いので改良の余地ありですね。
プリントしたパーツが少ないのでアレですが、試しにコースも作ってみました。
もっともっと延伸して、ボールを転がして遊びます。
ようやく形になってきた気がします!
D案の改善点
出来上がったもので少し遊んでみたところ、ちょっとグラグラしたので、レールパーツやスロープパーツの突起はもう少し太くて良さそうです。
土台パーツの穴は裏まで貫通させて、リバーシブルに使えた方が良いですね。軽量化にもなりますし、2階の床とかにも使えそうです。
突起部分は、相変わらず欠けてプリントされてます。
露光時間を長くしたり工夫はしてみてるんですが。
これはプリント時の向きを(ツララのように下向きに)変えた方がいいかもしれません。
実際に遊んでみないと分からないことがたくさんありますね!
モデルの改善と軽量化
さて、改善点を早速モデルに反映していきます。
まず土台パーツですが、「土台以外の使い方もできた方がいいかも」と思って、連結ギミックをなくし、厚さも他のパーツと揃えました。
コース建築の壁とか台とかに使えそうです。
また、軽量化目的の小さい穴を埋めて、突起用の穴を裏まで貫通させました。
これで裏表関係なく使えます。
また、すべてのパーツで突起を少し太くして差し込んだ時にグラグラしないようにしました。
さらに、穴と穴の間にスリットを入れて軽量化しました。
(外壁にあるスリットは反対側まで貫通してます。)
モデルの修正が完了し、早速プリント開始!
結果は、、、残念ながら途中でレジン切れに。
↑写真を見てもらうと分かるんですが、写真下側の方がすべて途中で切れちゃってます。
譲ってもらった灰色レジンの残りがわずかだったんですが、
軽量化もがんばったしきっと大丈夫!
と、思ってたらダメでした。
通算3回目のレジン切れとなりました。
あとプリントしてみて分かったんですが、外壁のスリットが歪んだりしてムラがありました。
特にスリットに対してプリント方向が垂直だと顕著のようなので、スリットを入れる向きを考える必要がありそうです。
次のレジンを探す
譲ってもらった灰色の水洗いレジンを使い切ったので、次は安い透明レジンを探してそれを使おうと思います。
で、検索して探していたら、1000gで2100円で売ってるサイトがありました!
普通は5700円とかするので、物凄く安いです。
ただ、安すぎるのと、コメント欄のハンドルネームがなぜかみんな似ていて
なんか怪しいな、、、
と思って色々調べたら、しっかり詐欺サイトでした。
いやー、今回は不可解なところが何箇所かあったので気づけましたが、おかしいところが一つも無かったら普通に振り込んじゃうかも、、、?
詐欺は犯罪です!皆さんも騙されないようにお気をつけください!
次のレジンを買う
レジンはとにかく高いので、安いレジンを探して、↓これに決めました。
水洗いレジンで、透明色です。
少しでも安くしたいのでドーンと1000gを買っちゃいました。
使い方を見てみると、プリント後30分以内に二次硬化させないといけないらしいです。
今までみたいにプリント後に放置して乾かすことができないし、夜にプリントする場合は紫外線ライトを使う必要がありそうです。
ただ疑問なのは、プリントに4時間くらいかかる場合、初めの方にプリントアウトされた層に「30分以内に二次硬化」なんて無理なんですよね。
どういった理由で「30分以内に二次硬化」なんですかねぇ。
まぁ、律儀に守ってたら薄いパーツしか作れません。
できるだけ早めに後処理をするようにして、どんな塩梅か様子を見ていきたいと思います!
娘に試作品で遊んでもらいました
新しいレジンが届くのは少し先なので、これまでに作った試作品(失敗作の山)で娘に遊んでもらいました。
感触はどうだったかというと、、、なんと凄くハマって遊んでくれました!
「そろそろ終わりにしよっか」と言っても「まだ遊ぶ!」と言ってなかなかやめてくれなかったほどです。
こんなボロボロの試作品なのに喜んでくれて嬉しかったです。
遊んでいるのをしばらく観察していたところ、突起が1つだとボールが転がった時にレールが少し回転してズレてしまってました。
斜め配置もできるように突起を1つにしてたんですが、突起は2つで回転しないようにしてもいいかもしれません。
さらに眺めていると「ボール転がし」から離れ、何かを自由に建築し始めました。
「ボール転がし」にとらわれず、自由に遊べるようにすべての面に穴を開けようと思いました。
あと気になったんですけど、ちょっと傷がつきやすいみたいです。
爪で引っ掻くと痕が残ってしまうんですが、これは他のレジンでも同じなんでしょうか、、、もっとプラスチック感があると思ってました。
次に気になったのが臭いです。
プリントしてから数日間が経っても相変わらず結構においます。
臭い成分がすべて出てしまえば臭くないそうなんですが、何日かかるんだろう。
古くて劣化したレジンだからかもしれませんが、こんなに臭いのは厳しいです。
まとめ
というわけで今回は、問題回避のための路線変更と娘に試作品で遊んでもらいました!
ひとまず娘には大好評だったので安心しました。
さらにやる気が出てきました!
次は透明レジンでのプリントに挑戦したいと思います!
本日も読んでいただきまして、ありがとうございました!
コメント
[…] 仕様変更(2回目) 【参考】私が使っている道具 これから始める方のお役に立てれば幸いです。 ※最新版や類似品も混ざってます。 […]
[…] 仕様変更(2回目) […]