前回は「取り外す時のヒビ割れ」問題と「歪み」問題を解決しました!
今回は「突起が溶ける」問題をクリアしていきます!
6回目のトライ
突起をキレイにプリントすべく、まずはサポート材をつける作戦を試します。
(前回、突起を台形にしましたが、解決できなかったので元の形状に戻しました。)
サポート材の付け方は「ソーメン型(※工場で乾燥させてるソーメンみたいだから)」と「デッキ型」を試します。
(レジンを節約できるかなー、と思ったんですが、どちらも大して変わりませんでした。)
サポート材の太さは、0.5mmと1mmを試します。
計4パターンのテストです。
そして結果が↓こちら!
デッキ型は突起にくっついちゃったので、突起からもう少し話したほうがいいんですが、ソーメン型が良さげなので試すまでもなさそうです。
太さは0.5mmで問題ありませんでした。
今後は0.5mmソーメン型でプリントしていきます!
さて、形は申し分なかったんですが、以下の問題が出てきました。
- 少しだけ太い
- 少しだけ長い
- 少しだけ垂れ下がってる
問題が次から次へと出てきますね。。。
7回目のトライ
垂れ下がるならあらかじめ上げておけばいい、ということで、1〜4%上方に向けます。
太さについても、5mmと4.8mmで試します。
計8パターンのテストです。
突起の長さは1mm短くして9mmにしてます。
で、前回の後に思いついたんですが、8パターンだからといって8本もプリントする必要ありませんでした。
↓こんな感じで1本に同居させちゃえば良かったんです。
結論としては、上方修正は1%、太さは5mm、長さは9.5mmが良さそうでした。
そして次なる問題点が2つ、、、。
- 穴が横に潰れた楕円形
- 突起の先端が丸くてグラグラ
次はこの2つに対応していきたいと思います!
まとめ
というわけで問題を解決するために奮闘しましたが、新しい問題がどんどん出てきてしまいました。
次こそ成功させて、他のパーツを作って遊びたいです!(切実)
※マージ中
前回は突起を綺麗にプリントするために四苦八苦して、結局解決までは漕ぎ着けませんでした。
今回こそは納得のいく突起をプリントします!
8回目のトライ
まず、穴に突起を差し込んだ時にグラグラする問題ですが、突起を円柱形にすることで、差し込んだ奥側でも支えられるようにしました。
そして、穴が楕円形になってしまう問題については、穴の縦の長さを伸ばすことで調整したいと思います。
6.2mmと6.4mmの2パターンのテストとなります。
そして出来上がったのが↓こちら!
穴は縦6.2mmが良さそうです。
あと突起の長さは元に戻して10mmで良さそう、、、太って長くなってたから短くしたのに。
そしてこの8回目のトライでほぼ完成したと言って良さそうです!
やっと、、、やっとスロープとか他のパーツの製作に入れます。
スタートラインに立つまでが長っ!!
まとめ
というわけで今回でようやく準備が整いました。
ここから先は色々なパーツを作っていきたいと思います!
やっと楽しそう!
※マージ中
前回はようやく納得のいく造形ができました!
今回は色々な種類のパーツを使って、また娘に遊んでもらおうと思います!
色々なパーツを作ってみた
モデルを修正して、↓この4種類をいくつかプリントしました。
突起や穴の寸法など、すべて修正済みです。
試しに娘に遊んでもらったら
えー、最終的に「灰色が良かった」と言われてしまいました。。。
透明でキラキラして好感触を期待していたら、透けてるから見えづらく、透けてるから中の構造まで見えてゴチャゴチャして、とにかく見づらかったようです。
苦労して透明レジンで色々調整したのに!
私が子供の頃から透明な物が好きだったので、娘も好きだろうと過信してしまっていました。
ちなみに黒い敷物の上なら少しマシなんですが、子供はいちいちそんなもの敷いたりしないので、不透明にする必要がありそうです。
それから他の問題も発覚
突起を差し込む時はスムーズなんですけど、引き抜く時に角度がついてると引っかかってしまうようで、力づくでなんとかしようとしてる節がありました。
その結果が↓こちら。
突起を差し込む時はスムーズなんですけど、引き抜く時に角度がついてると引っかかってしまうようで、力づくでなんとかしようとしてる節がありました。
その結果が↓こちら。
4歳児の力に耐えられず、ポッキリいっちゃいました。
このパーツについては、ウィークポイントをなくすため、突起を(写真でいうところの)←の太い箇所に移動したほうが良さそうです。
また、抜けづらくなる原因について調べるため、抜き差ししながらしばらく観察したところ、角度をつけて外そうとすると、突起がパーツ内部で引っかかっていました。
自由度を高めるためにXYZ面のすべての方向から穴を開けたことにより、内部に引っかかる点ができてしまったようです。
さらに検証してみる
試しに突起をニッパーで半分の長さに切ってみました。
結論としては、抜けやすくなるわ、同じように抜く時に引っかかるわで良いことありませんでした。
色々な長さで試しましたが、特に変わらず。
これは穴の内側を(穴の直径はそのままで)拡げる必要がありそうです。
そうすれば、引っ掛かりづらくなるので、スポッと抜けるようになるはず!
まとめ
というわけで、今回は色々なパーツをプリントして、娘に遊んでもらいました。
そして新たな課題が見つかったので、次は課題解決に向けて頑張ります!
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